そして退院へ

伝説へ的な意味で。
ウソです。
というくらい元気です。
首を伸ばせないから俯いたままで、肩こってるくらいです。

コメントありがとうございます。
おかげさまで食欲もあって元気です。
食欲はありすぎて困っています。

病院は小さいからラウンジは勿論、売店もないし、景色も住宅地だからよくない。
動き回るといっても限度があったので、体力完璧落ちてます。

一昨年入院したのは国立だったし、建て直したばかりの病院だったから設備もすごくて、しょっちゅう眺めのいいラウンジにいたなぁ。

そんな１１日間の入院生活。
ここから約１０日で体力つけて、仕事復帰していきます。

とりあえずパンケーキ食べに行こう。
お店のチェックは万全さ！
なんたって職場の友人からパンケーキのお店を紹介している本をいただいていて、それをニヤニヤしながら見ていたからね！
ありがとうTさん！

しかも。パンケーキのお店まで歩けば体力つくし美味しいものも食べられて一石二鳥。
なんて素晴らしい完璧な計画。

ということで、ソークスに行って来ました。

リコッタチーズとバナナのキャラメルパンケーキ♪
すっごいボリューム！
厚いパンケーキが３枚も！
さすがに食べ切れなかったので、残りを持ち帰りさせていただきました。
久しぶりのパンケーキ。
やっぱり美味しいねー。
幸せです。

入院５日目以降

まだ声はかすれ、飲み込みも水みたいにサラッとしたものは飲めず。
飲めずというより誤嚥しちゃうんですよね。気管に入ってむせる。
なので食事は全てとろみつけてもらって。
しかし牛乳までとろみついてたのにはビックリ。いや、美味しかったけど。

手術後３日で、首にぶっ刺さっていた管２本が外されました。
内部の溶液を排出して、腫れにくくするためだそう。
３、4ミリの管が首の両端から出てるのを見た時ゾッとしましたがね。
しかも抜いた後は縫合とかせず、ただ絆創膏貼るだけ。
…人間ってやっぱりすごいね。
穴あいてても自然治癒しちゃうんだもんね。
２日後にはカサブタになってました。

縫合跡は20センチほど。
半透明なテープでとめてあるから傷がまる見え。
傷自体の痛みはなく、ただあごのあたりからボーっと麻痺しています。

手術後５日でようやく点滴の管が外されます。３袋朝から入れて終了。
同室の人は、点滴うまく入らなくて何度も刺し直しされていまして。
うぅ…痛そう。
点滴の針って長いし太いしで痛いんですよね。
まあ、刺してしまってしばらくすると、案外違和感なくなるのですが、たまにピリピリするのがイヤン。

そしてようやくシャワー。
あー。ボサボサだったのがサッパリー。めっちゃ洗いましたよ頭。ワシャワシャ。
そしてニュー私へ。

狭いと言っていた部屋は、快復してくるとだんだん居心地が良く思えてきた。
足元以外はほぼ壁に囲まれているベッドなのですが、テレビみるにも壁に背中つけて座れるし、半個室みたい。

おやつにカカオ86%の板チョコをもさもさ食べたり、首の引きつれ以外は元気に。
筋肉衰えて体重減ったかと思いきや、全く変わってないのにビックリ。
ああビックリさ。
脂肪か？脂肪が付きやがったか？
それはまずいね。
体力つけねばと、なるべく脚のストレッチとかしてました。

勿論、ここぞとばかりに調理師免許の勉強もやってました。
うーん。はかどるー。

そんな入院５日目以降。

入院3,4日目

いよいよ手術。
まずは部屋移動。手術室のある階の二人部屋。
１３時頃に手術内容の説明。
やはりリンパのほうにも転移していたので、それも取ることに。
近くに静脈があって、もしくっついていたら静脈ごと取ると言われまして。
え？人間って１本静脈止めても大丈夫なの？

そんなこんなで胃カテーテルを鼻から、尿道カテーテルも突っ込まれ、半泣き状態で手術室へ。
ガッチリベッドに固定されて麻酔。
気づくと病室のベッド。
約３時間の手術。

仰向けでいると、首を圧迫されていて呼吸もつらい状態。
痛み止めを点滴されてようやく落ち着いてきて。
家族が帰ってから、眠れない長い長い夜の始まり。

ようやく朝になってゆっくり起こされ、流動食が出るも全く食べられず。
そうこうしているうちにタオルで身体を拭いて着替えて、荷物まとめて部屋移動。
まだ切ってから数時間しか経ってないんですけどー。

フラフラの中、通された部屋が狹い。
とりあえず荷物を適当に入れてからバッタリ寝る寝る。
食事は全がゆだったけど、唾液すら飲み込むのが苦痛だったもんで、ほとんど口に入らず。
まあ、栄養は点滴から取れてたからお腹もそんなに空いてなかったんですがね。

そんな入院３、４日目。

入院１、２日目

手術２日前から入院。
朝食抜きで病院へ。
まずは血液検査と尿検査。
ここまでは予想通り。が、しかし。更に検査は続く。

口腔麻酔して、声帯の状態確認。
胃カメラのような管を声帯まで押し込んで診るのですが…胃カメラやったことないしもう…涙目ですよ。ガクブルですよ。

その後エコー。
右に1センチ程の乳頭ガンがあるのはあるんだけど、更にリンパの方にもなんかあるっぽい。

部屋に行ってパジャマに着替え。
ナースコールで呼ばれて心電図、肺機能検査、血液止まる時間を測ったり。
これ、耳に針刺して、血がどのくらいで止まるか診るものだって。
初めてやったわ。

しばらくしてレントゲンとCT。
検便もあった。
麻酔の先生のお話中に、今度は腕の深い場所にある血液採取。
これがまた凄まじく痛い。
たぶん神経刺したよね先生こら。
しばらく痺れたような感覚が続いたわ。

そこで手術の説明も聞かされたんだけど…え？麻酔前に尿道カテーテルと胃カテーテル入れるの？
ちょっ…しかもそのまま歩いて手術室へ行けと？
…マジですか。

更に準備麻酔とかいって筋肉注射もするのだが、緑内障の人はやらないんだって。
ちょっとホッとした。

しかし色々検査やって、そんなこと聞かされて。
その後の食欲が無くなったのは言わずもがな。
２日目はただ止血剤を毎食後に飲むだけ。
ええい。早く手術終わらせてくれい！
待ち時間がツライわ！

そんな２日間。

入院前検査

今日は病院へ。
入院前に色々検査です。

まずは感染症の検査のために血液検査。
５本取られました…。
その後は、造影剤使ってのCT撮影。
造影剤は前にも脳のCT撮影の時にやったことあるんですが、対応が全然違う！

副作用発症のリスクを減らすために、水をペットボトル半分飲んで下さいと言われました。
あれ？前はそんなこと言われなかったぞ？
更に終わった後もたくさん水分取るよう言われました。
造影剤75ミリリットルも一気に入れるから、それを終わった後なるべく早く排出するためだそう。
詳しい説明もありがたい。

更に、副作用で気持ち悪くなった場合、すぐに点滴できるように針を１時間刺したままで待機。
針は点滴用のプラスチックの柔らかくて長いもの。
ぎゃー。

あと、CT撮影中にも気分悪くなった場合、早く対応できるように看護師さんが付きっきり。
X線出てますけど！
防具つけてるとはいえ、体張ってるなぁ。

とまあ、かなり対応が良いK病院。
血液検査の止血もピッタリ３分間押さえさせられるし。
先生も優しくて。
安心して入院できそうです。